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ゲスト投稿参加者(2006年07月27日 01時03分48秒)
>>散桜氏
たとえパーシヴァルが会談中に皇帝を突き殺しても、王女は無事に宮殿を出られず、結果としては世継ぎの無いブリタニアの不利となります。
それに立場上対等であるはずの敵国の王女に「護衛を付けずに会談に臨め」と命じるのは礼を失しているどころの騒ぎではないですし、まあ、上記の計算なども働いて、最小限の護衛は普通に認められていたと思いますよ。あと、雷神の系譜にパーシバルが連なっていたかはともかくとして、Revo氏は雷を「負の存在を祓う象徴」みたいなイメージで記述していたのかも。
雷神や直系の少年は邪神を封じ、パーシヴァルはゲーフェンバウアーを倒し……
ゲスト投稿参加者(2006年01月23日 10時37分14秒)
ブリタニア全体が雷神の民説だと、おばばさまに村娘と思しき人が声をかけている事、すぐ近くに子供の泣き声がする事。
一族の猛者達が容易く名乗り上げる事ができる環境にあること。
コレらが全て無理になるでしょう。
雷神の系譜に通じ、封印の深奥の異変をさっちできるほどの婆様ならば、宮廷で保護すべき存在(とはいえ境遇は軟禁に近いでしょう)であるため、娘が容易く声をかけれるような事はないでしょう。
宮仕えの娘だとしても、今度は子供の泣き声は城内に響き渡るかどうかだとしても、おそらくは軟禁ともいえるほどの境遇であろうから容易く子供の泣き声が聞こえる程の場所にはいないはず。
まして一族の長の娘の婚約相手は喩えばローザの婚約相手とも言えます、ローザもしくは冬薔薇の結婚及び婚約者の描写が一切無い事から雷神の系譜にあたる証明も、そうでない事の証明もできないのですが、逆に「雷神の系譜」を用いて雷神の民でない証明はできます。
『部族一強き者の許へ 嫁ぐこと定めしは 変えられぬ民の定め』
つまり、長の娘である冬薔薇は女王として君臨し得なかったわけです。
また、至上の薔薇であるローザもまた嫁ぐ事になり、女王の座を離れる事になるので、後世に語り継がれる女傑として謳われる事も無くなるわけです。
もしくは「雷神の系譜」の舞台だけ、数十年から数百年、果ては千年以上。ブリタニアに移民、もしくは村落が出来始めた頃の曲となります。
また、≪預言書崇拝教団≫が邪神復活という相当な規模で動いている事を考えると、「聖戦と死神」の前後二十余年程度かな、と。
邪神を封印した地にとどまり続けてきた部族なのでこれもありえませんね。次にパーシファルの雷槍(スピア)ですが、アルベルジュとゲーフェンバウアーの対峙でアルベルジュは白馬ゲーフェンバウアーは黒馬に乗っている事から、騎馬兵が存在すること。
これからおそらくは
パーシファルによる騎馬突撃(チャージ)のすさまじきは雷の如し
もしくは
パーシファルの槍一閃、その疾き事雷の如し
のどちらか、もしくは両方じゃないか、と。
よくよく考えるとスピアーなので後者のように、パーシファルは卓越した槍の使い手ではないかな、と思います。(騎馬突撃はランスの方が適切ですし)
雷神の民が槍をどこまで使えるのかも書かれていません。
彼らは槍を使えるという説がありましたが、良くて槍投げのような物でしょう。
彼らが扱う雷は「雷神の系譜」におけるセリフから、ソレをジャベリンの様に放つものなのでしょうし。
(そういえば東南アジアのとある地域では銛を投げてさらに電気を流すという漁をしているそうですが彼らこそが雷神の民?)余談になりますが、私自身はブリタニアはまだ≪預言書崇拝教団≫の影響は少ないと見てます。
聖戦と死神から見るに神聖Frandle帝国は国単位でその影響下にある物と見ています。
キーワードは『「我ら<唯一神>の名の下に…」』と、「Verseine休戦協定会談」。
キーワード前者、これはセリフ群ですが、彼らは「アルベルジュ卿」と呼び、「陛下よりも奴を崇拝」と言い、ゲーフェンバウアーが捕虜となった事を知りうる地位。
この事から、神聖Frandle帝国の帝王Childebert陛下直属の部下、妥当なところは大臣クラスでしょう。
(おそらくは)重臣ともいえる位置に≪預言書崇拝教団≫の信者がいる事が伺えます。
そしてVerseine休戦協定会談は帝国領内YvelinesのVerseine宮殿。
重臣であればどこに身を隠すべき場所があるかの理解はあるでしょう、それが喩え単調な「大理石の回廊」であろうと。
ゲスト投稿参加者(2005年01月30日 01時22分47秒)
はじめまして!
お初にお目にかかります、もへ妻と申します。
友人に仕掛けられて以来、見事にハマりこんでおります。
いつも皆様もご意見、楽しく拝見しております。あくまで、わたし個人の解釈というか、ひらめいてみたので、お聞きくだされば幸いです(^_^)
>雷神の系譜の舞台。
「聖戦と死神」の舞台と、「雷神の系譜」の舞台は同じ場所にあったのではないのではないか、と思います。
場所を越え、時代を超えて紡がれる物語、それが『Chronicle2nd』。
メインとなるべきは「一人の少女」ではないかと思うのです。ではその「一人の少女」とは、「聖戦と死神」に於いては、やはりローザ姫。
流れからくれば、雷神には「左腕のみの子孫」と「直系たる右腕の子孫」がいるのではないかと考えます。そこで、こじつけたくなったのは、「Verseine休戦協定会談」に赴く際の、二人の立ち位置。
「左にはパーシファル、右にはアルベルジュ」。そして失われる、右・・・。
本来なら、救国の英雄として、姫の隣に立つべき人物。
しかし後から現れる、もう一人の男。
その関係にこそ、雷神の系譜を見てしまう気がするのです。考えすぎと一笑に付されるかと思いつつ、書かずにはおられませんでした。
出来ますれば、これからもよろしくお願い致します m(__)m
ゲスト投稿参加者(2005年07月26日 14時34分38秒)
確かに敵地での会談ですが、そんなすぐに相手を殺せるような状態の武器を会談の場に持ち込むことが許されるでしょうか?
ゆえにパーシファルのスピアとは、雷神の民の雷の槍ともとれないことも・・・
ゲスト投稿参加者(2004年11月17日 18時34分08秒)
アーベルジュは部族の者ではないのでローザ女王の相手にはなれないでしょう。
どんなに有能でもね。
ところで、我々日本人なら雷神と聞いたら対になるのは風神ですよね。
「風」に関する記述、アーベルジュの戦闘時に謡われてましたよねぇ・・・?
アーベルジュにも人ならぬ力があったとすれば、その常識外れな強さも納得ですなw
ゲスト投稿参加者(2004年11月21日 16時47分46秒)
うーん、決め手となる文句が無い以上、やはり個人個人の脳内補完でハァハァするしかありませんねえ(;´Д`)雷神の右・左腕と系譜の歌詞だけでは国籍の特定が困難ですが…もしブリタニアの話だとすれば、それこそ神世のブリタニア伝説…まあモデルとしたらケルトがそれでしょうから、半人半神っぽい雷神様はさしずめク・ホリンってところでしょうか?
そういえばパーシファルはウェールズ人ですが、微妙にフランス人になって(ペレスヴァル)たりするので、神話の所在の確証としては弱いなあ(^_^;)
先述の通り、私個人はあくまで「彼はブリテンの1騎士。もし雷神の系譜であっても、それはオプション」というスタンスですが、存外流れの騎士、というラインもカコイイかも。
ゲスト投稿参加者(2004年11月16日 23時57分10秒)
自分も「パーシファル=雷神の民」っつーのは考えてみたことあるんですけど、そこで真っ先に浮かんだ構図は
ブリタニア=邪神が封印されし地
ブリタニア王家=雷神の民の長の家系(の末裔)
ブリタニア国民=雷神の民(の子孫)
てな感じでした(^^;
何のことない、パーシファルだけが雷神の民というわけではなく、国民全体がそうであり、彼は単にその中で傑出していた存在だった・・・・
そんな風に考えると、パーシファルが宮仕えをしている違和感は全く無いかと。そして系譜のおばば様が言う「予言書」が黒の予言書だとすると、例の教団とブリタニア王国は歴史的に国家レベルでの仇敵となる。
それはフランドル帝国が、プロイツェン、ロンバルド、カスティリア等を普通に併合した後、ブリタニアに対してのみ「聖戦」と称し、国民皆殺しを画策したのと妙に符号してきそうな気が(;´Д`)ハァハァここからは更に妄想が暴走するわけですが、「長の娘は部族一強き者の許へ」っつーしきたりが、もし聖戦と死神の時代にまで伝わっていたとすると。
有力な騎士=ローザ女王の相手候補となるわけで、パーシファルはその筆頭と目されていた・・・・そう、アーベルジュが亡命してくるまでは。彼はどんな気持ちで銀色の死神を迎えたのだろうか?
運命のヴェルセーヌ休戦協定会談の折、実は彼はアーベルジュに向けられた凶弾を知りつつ、あえてそれを見逃したのではないか?
などなど、パーシファルファンから刺されそうな方向へまで妄想してみたり(爆)ほんと、パーシファルについての記載はあまりに少なすぎるので、考えようはいろいろですね(^_^;
ゲスト投稿参加者(2004年11月14日 13時16分35秒)
前レスでイロイロ書きましたけど、「物語的には」その可能性は低くない
と考えます。前言撤回。
「聖戦と死神」考は、あくまで「アーベルジュ」シリーズのみに的を絞り込んだ戦史考でしたので、前後の「Chronicle」関連の流れを極力ぶった切った形での考察を行ってました。
で、あらためてChronicle2ndの流れを見てみますと、物語と物語を繋ぐ、何らかのキーワードが明示されています。
「雷の紋章」→「薔薇の紋章」「紅石の首飾り」→「蒼石の首飾り」のように、必ずどこかで接点があることを示唆しているような形。で、皆様ご指摘のように、「聖戦と死神」のパーシファルの記述には、しつこいくらいに「雷」という単語が出てます。それだけでは証拠にならないでしょうけど、Revo氏の意図が「ここ接点ね」と聴き手へメッセージを送ることであれば、そりゃ、パーシファル=雷神の系譜の末裔ととるべき。
ところで雷神スレでもチラっと出てきましたが、「雷神シリーズ」の原点となった「雷神の右腕」の歌詞の中には、
戦いは 壮絶を極め
天地は 揺れ動いた
戦士が 右腕と引き替えに
放った 雷の槍は
天を裂き 地を割り
遂に 神々を打ち倒した・・・
と、後の雷槍(スピア)の伏線と取れなくもない一節があり、ますます雷神の子孫っぽい流れではあります。
が、「聖戦と死神」考においては、やはりパーシファルは雷神の子孫ではない、「単なる一騎士」として考えておきたい(^_^;)。
これは彼に対する期待の問題と思うのですが、私は「主人公・ライバル以外(物語上の脇役)でありながら、主演級に強いキャラ」に、非常に惹かれる性質でして、このことは三国志コンテンツでいう「味好漢」癖に通じるモノがあります。武力89の美学!…で、まさしくパーシファルは、アーベルジュ物語の中の脇役でありながら、その勇名は三軍に冠たる将帥で、おそらくアーベルジュに匹敵する将才の持ち主であると妄想できます。
そういうステキキャラだからこそ、私としては「一般人の代表」であって欲しいなと(^_^;)
ゲスト投稿参加者(2004年11月15日 03時16分09秒)
私は神話と現実の間を取って考えてみました。
パーシファルは雷神の民の出身である。
雷神の民にとって、槍は特別な意味を持つ武器である。男が諦めかけたその時
薄れゆく意識の中 温かい光を感じた
右手に槍を掲げ 嵐の中幾千の人々が祈っている・・・
「雷神の系譜」以降、薄れ行く雷神の力を補うため、一族の間で槍術が発達した。
パーシファルの槍技は非常に優れてはいるが、神がかり的なものではなく、あくまで鍛錬によって身に付いたものである。
したがって、パーシファルの槍を指して一条の雷と呼ぶのは、比喩的表現ではあるが、雷神の末裔としてはこの上ない誉れである。こんな感じで考えれば、パーシファルは殆ど普通の人となり、伝説から歴史への無理のない橋渡しもできるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
あと、封印を守るはずの雷神の民がなぜ宮仕えなどしているかがちょっと疑問に思われたので、こちらも考えてみました。
少女の子孫=領主の家柄だから騎士階級
武勇を見込まれて特別に登用された
前の女王が無理やり連れてきた
新しい女王に感銘を受けて自分から志願した
もう邪神を封印する必要がなくなった
別に一族全員が封印のために留まる必要はない
しきたりに逆らって一族を抜けてきた
実は戦争で滅んだ一族の最後の生き残り手掛かりが皆無なだけあってより自由な考察が出来ますが、あまり書き連ねるときりがないので、この辺で・・・(^^;)
ゲスト投稿参加者(2004年11月14日 12時56分56秒)
ええと、「雷」つながりでしょうか。
んー、正直言えば、私は無関係かなあ…と思います。
「戦場を駆けめぐる一条の雷」というのは、あくまで
パーシファルの武勇か用兵の形容であって、本当にバチバチ
雷飛ばしながら戦っているというイメージはありません。
とりあえず「聖戦と死神」を「三国志・戦国時代的に考察する」当サイト
としては、極力ファンタジーを省く方針でありますので。
同様の理由で、彼が振るう「雷槍」も、得物の美称なのかなあ…
と。本当にそういう銘かもしれませんけど。ブリタニアの登場人物は、パーシファル、トリストラム、と、まあ
アーサー王伝説がモデルと思しき命名なので、それぞれに曰わく付きの
エピソードはあるでしょうね…雷神の話は第1巻、その血を継ぐ少年の話は第4巻ですから、
第9巻以降の「聖戦と死神」に、その民の子孫たちが登場する
可能性は当然あるわけですが、雷神の系譜には国名が登場しない
ので、正直何とも… -
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