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    (2006年07月08日 22時59分41秒)
    こんばんわ、吟遊詩人Pさま。
    ここに書き込むのも久々だな…学習帳管理人ぐっこです。
    お呼びのようなので参上しました。
     
    まず、教ぴこか書の落書きか、というご質問ですが、もちろんこの教ぴこでオッケーです! まあ、この内容でしたらどちらでも構わないのですが、一問一答という形で収まるでしょうから、この教ぴこがより相応しいでしょう。
     
    さて、お訊ねの件について私なりの解釈ですが…

    あの台詞について、私はやはりAlessandro陛下のものだと思います。
    そのAlessandro陛下の人柄については、色々と妄想するしかないのですが、彼はいわゆる厭世主義の典型じゃないかと感じたのです。

    以下妄想↓
    世を厭い、人間という生き物を軽蔑し、こんなツマラナイ世界なんか消えてしまえばいいのに、と常々冷笑をうかべる国王。
    恵まれ過ぎた生を享けながら、否、恵まれ過ぎていたからこそ、心が壊れ、この世界というものを嫌忌し、楽しみといえば他人が自分のシナリオ通りに踊り狂い、転落してゆくのを眺める事だけ――

    というダークな感じです。
    時の寵姫も宰相も、国王に飽きられたら、さっさと退場させられそうですね…

    もちろんこれは、私があの曲を聴いて得た幻想ですから、全然違う解釈はいっぱいあると思いますけど、とりあえず一つの解答をご提示してみました。

    返信先: 黒の凶弾・・・銃ってあったの? #3817

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    (2006年10月18日 00時42分05秒)
    パーシファルは投槍なのでしょうか?
    私は儀仗的な短い槍(しかも第四騎士団戦旗がついていたり!)と勝手に妄想。騎士が持つランスは投擲には向かないと思いますし。投槍にはバランスを取るために重しがあって、どうも歩兵が持つイメージ(ローマ軍団兵とか)なものですから。

    ゲーフェンバウアーの武器は、ナイフ、ダガーからスリングショットまでw皆さん
    すごいですねw私はなんとなーく、石弓な気がします。
    100mの遠距離から胸甲を貫通できる威力と、高い精度。
    絶望的な二発目装填などなどから。ぐっこさん、石弓は凄い威力ですよ!
    広間に躍り出て致命弾を放った後、不適な笑みを浮かべながら倒される
    ゲーフェンバウアーが想起されます。
    また「貴様を殺す男の名を忘れるな! その男の名こそ…」
    と言ってるからには、本人が手にかけたんじゃないかなぁ…と思うのですが。
    騎士道を中心とする話では、約束、予言はほぼ確実に果たされますから。

    最後に、この休戦協定会談、ご破算になりましたが。
    キルデベルトは、暗殺については毛頭知らず、結果的にはパーシファルに倒されましたが、直ちに下手人(ゲフェ)を斬るよう命令して、侵略者ながら丁寧にローザ一行を本国に帰してやった後、改めて5年間正々堂々覇権を争ったと考えています。悪役スキーですからっ。
    勝敗もその後もリスナーの想像が許されているのもこの聖戦と死神の楽しい所ですね!

    返信先: 黒の凶弾・・・銃ってあったの? #3816

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    (2006年10月17日 21時05分14秒)
    はじめまして

    黒の教団より放たれし刺客~の部分の、『教団より』の部分、教団の『ん』と『よ』の間だと思いますが、ごく小さな鞘走りの音が挿入されているように聞こえました
    これが抜剣の音なら、ゲーフェは柱(おそらく円柱なのでしょう)の影から飛び出してブスっとアルバレスを刺してからパーシファルに討ち取られたのかなぁ、と

    また、ごくごく個人的にはですが、ゲーフェンバウアーが襲撃してきたときパーシファルはローザ姫を庇おうと身を寄せたのでしょう。護衛として当然の行動ですし、危険性からしてもローザ姫が狙われてると考えるのが自然です。
    もしゲーフェがローザ姫を狙ってたなら、パーシファルに阻まれアルバレスに討ち取られていたことでしょう。

    そしてアルバレスは自分を狙った相手がほかならぬゲーフェンバウアーだったことに自失してしまいざっくりやられたのではないでしょうか。
    もし刺客がゲーフェンバウアーでなかったのなら、その刺客がゲーフェンバウアーに匹敵する腕を持っていたとしても、むざむざ致命傷を負うことはなかったのでは。
    目を血走らせ憎しみをたぎらせた視線に過去の自分を見たのか、ゲーフェの姿そのものに気を奪われたのか、そのどちらかは想像するしかありませんが

    この暗殺、ゲーフェンバウアーがアルバレスを狙うという、護衛の側も狙われる側も虚を突かれる展開になったからこそ成功し、時が凍りついたのかなと妄想する次第です

    返信先: 黒の凶弾・・・銃ってあったの? #3814

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    (2006年02月13日 12時03分25秒)
    自分は、凶弾=ゲーフェンバウアーだと思います。
    先に攻撃されたと思われるアーベルジュより前にゲーフェンバウアーが死に至ったということは、
    ゲーフェンバウアーが、パーシファルの槍により一撃で、もしくは即座に殺される範囲にいる必要があるからです。
               ↓要するにこんな感じですかね↓  
    柱からゲフェンバウアーが出てくる⇒ゲーフェンバウアーがアーベルジュに襲い掛かる⇒
    それに素早くパーシファルが槍で反応する⇒ゲーフェンバウアーを仕留めることはできたがアーベルジュが致命傷を負ってしまう
    自分は曲を聴いてるとこんなシーンが脳内再生されます(笑)

    皆さんの意見を見ていると、いろいろ吟味できたりして楽しいですね。
    しっかし、たった1つの単語でここまで議論させてしまうとは…、おそるべしRevoさん^^;

    返信先: 黒の凶弾・・・銃ってあったの? #3815

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    (2006年04月03日 15時33分10秒)
    新参者ではありますが、私も考えを述べさせていただこうかと思います。
    私も、もし歌詞に 「『刺客』より放たれし『凶弾』」 と書かれていたら、銃弾だと考えたと思います。
    しかし、ここでは 「『死角』より放たれし『時の凶弾』」 となっております。
    私はこの表現に、韻だけではない、とても深い暗喩を感じ取りました。

    まず、主語を記さないことで、誰が何を行ったのかを曖昧にしておきながら、
    その直前に「黒の教団より放たれし刺客」とすることで、刺客=ゲーフェンバウアーが主語であると思い込ませることに成功しています。
    それにより、「死角より放たれし時の凶弾」という一文の解釈は、
    「死角からゲーフェンバウアーが放った、歴史を変える銃弾」というものになっていきます。
    しかし実際には、主語が記されていないため、『時の凶弾』を放ったのは誰か、分からないのです。

    もう一つ、『時の凶弾』という表現についてです。
    ただの『凶弾』であるなら、それは暗殺に使われた『弾丸』であるという解釈が最適でしょうが、
    『時の』という、弾丸には本来付与しない性質、または弾丸を放ち得ない行動主体が修飾語になっています。
    それゆえ、私はこの『時の凶弾』というのは、『黒の教団』との韻を踏んだ、別の何かを表す比喩表現であると感じました。
    では、何の比喩か?この場面での具体的な登場人物は4人しかいません。
    女王ローザ、パーシファル、アーベルジュ、そして、ゲーフェンバウアーです。
    この4人の中で『黒の教団』と関連を持ち、刺客になり得るのは、当然ゲーフェンバウアーのみです。
    つまり、この表現はゲーフェンバウアーが銃弾を放ったという行動の描写ではなく、
    「死角から飛び出た『黒の教団から放たれた刺客』」の描写であるという解釈が成り立ちます。
    そして、自身も朽ち果てながらも、アーベルジュの殺害に成功しています。その様はまさに『凶弾』ではないでしょうか?
    よって、ゲーフェンバウアー本人こそが、『時の凶弾』であると言えるわけです。

    さて、何度か「ゲーフェンバウアーが『時の凶弾』だったなら、アーベルジュに返り討ちにされてしまう」と仰る方がいらっしゃいましたが、
    ゲーフェンバウアーの戦闘能力は恐らく、アーベルジュに及ばなかったとしても、相当高いものだったと思われます。
    そのゲーフェンバウアーが、懐からいきなり飛び込んできたとしたら、果たしてアーベルジュは迎え撃つことができたでしょうか?
    三国志に登場する張飛という人物は、当時最強クラスの武力を誇りながら、部下の突然の寝返りで殺害されています。
    また、同じく三国志の太史慈という人物も、強力な武力を誇っていましたが、奇襲を逆手に取られ、不意を突かれて討ち取られています。
    武力が高い=絶対無敵というわけではありません。不意を突かれれば、どれほど強くても死ぬのです。
    『アーベルジュ側の』柱の影からいきなり飛び出て刺すことさえできれば、武器はナイフ1本で十分なのです。

    また、アーベルジュの死に際の台詞に「先に逝ったのか、ゲーフェンバウアー」とあることから、
    ゲーフェンバウアーが死んだことが確認できる至近距離であるとも想像できます。
    死に際なのですから、遠くまで確認できるほどの余裕があるかどうかは疑問ですし、
    歌の時間を真に受けるなら、ゲーフェンバウアーが倒れてからわずか20秒、その間に死んだかどうかはなかなか確認できません。
    至近距離で、即死だったからこそ、「先に逝った」と分かったのだと思われます。

    以上です。ご精読感謝いたします。

    返信先: 黒の凶弾・・・銃ってあったの? #3812

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    (2005年12月21日 20時57分24秒)
    私はゲーフェンバウアーが剣(またはそれに近い近接武器)を使ったものだと考えております。
    『凶弾』の意味を辞書で引いてみますと、
    「暗殺者など凶悪な者の撃った銃弾」
    となっております。
    ここで凶弾=銃弾が定義される訳ですが、どうやら言い回しとして他の意味も持っているようです。すなわちヘキ様や通りすがり様が仰っている様に、
    「凶弾=暗殺者そのもの」
    というわけです。

    暗殺者がゲーフェンバウアーであることは間違いないと思われますが、ここで彼が銃を使ったとすると少々おかしな事になると思います。
    ゲーフェンバウアーが銃を使った場合のパーシファルの反撃方法は、他の方々のご意見より察するに投げ槍だと思われます。
    そして死角(この場合は柱の陰あたりかと思われます)から銃弾を放つまでは良いのですが、ゲーフェンバウアーほどの猛者が、柱という遮蔽物がありながらみすみす致命傷を負うことなど有り得るでしょうか?
    もし彼が望みを叶えられるという歓喜で判断力が鈍っていたとしても、軍事的な訓練を受けた者ならば急所を避ける事くらいするでしょう。
    さらに銃弾というのは意外に殺傷能力が低く、頭や心臓等の急所に当たらない限りそうそう致命傷には成り得ません。
    頭や心臓を撃ち抜かれたアーベルジュがまだ喋るというのは変かと・・・(というか怖ええ・・・)

    もし彼が近接武器を使用したのならばパーシファルはそのすぐ近くにいることですし、ゲーフェンバウアーを一撃で殺すことが可能でしょう。
    さらに剣での殺傷の場合、傷口は深く広くなりますので胴のどこかに刺されば大抵、出血多量で死に至ります。ただこの場合は死ぬまでに多少時間がかかりますので、あのような台詞を言う事も可能だと思われます。

    むしろ個人的に、この場面には近代文明的なものは似合わないかな~~と思っております。(←勝手)

    返信先: 黒の凶弾・・・銃ってあったの? #3813

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    (2005年12月23日 17時57分55秒)
    一通り読ませていただきました。
    みなさんの意見はすばらしいものばかりで感嘆しております。
    私は銃を使ったのではないかとおもっています。
    そういう知識はほとんど無いのですが、昔の銃は精巧性に欠け、
    命中率が低かったため近くへ行って撃たざるを得なかった。
    または、三人が歩いている場所はあまり広くなく、
    柱に隠れつつ狙うには近くからしか無かったのではないかと考えております。
    殺傷性の事は・・・おそらく肺などに当たったのではないかと思います。
    昔の事なので治療法も少なく出血の多い場所であれば死に至るのではないかと・・・。
    ただ、どの出血量であのタイミングで死に至るのかは分かりませんが;;
    毒の知識も無いに等しいのですが・・・苦しんで死ぬとおもうので冷静に話したり、
    懐かしんでいる場面ではないとおもうのですが、
    あまり苦しまずに死ぬ毒や死に際なので緩和されたとかそういう場合もあるかもしれませんね。

    返信先: 黒の凶弾・・・銃ってあったの? #3810

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    (2004年12月08日 08時27分22秒)
    絵板で私が描いたよーに「往生せぃやぁあ~!」と

    返信先: 黒の凶弾・・・銃ってあったの? #3811

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    (2005年08月22日 16時32分23秒)
    毒、って意見はないのかな

    返信先: 黒の凶弾・・・銃ってあったの? #3808

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    (2004年11月21日 16時32分29秒)
    皆様一人一人が、一つの曲の中で、これほど多彩な状景を思い浮かべているという驚きがー! これでこそSoundHorizon!ですね。

    えー、スレトピに関していえば…私も、火器ではなく投擲武器、しかも小型の暗器の類という説を唱えてます。ちょうど武侠小説で、手甲に仕込んだ弾弓を得物とする暗殺者の話があったので(^_^;) これは通りすがり様とおなじ、スリングショットになるのかな? ただし飛ばすのは小型の矢ですね。当然毒入り。ダートなら「凶弾」に入るだろうから…という程度の認識ですが。

    >暗殺劇について
    歴戦の勇者が二人もいて、「槍で殺される距離」までの肉薄を赦しているということは、柱に身を潜める以前の前提として、「絶対に帝国の刺客が居ない」という状況であったと思います。それこそ、宮殿に随行したブリタニアの衛兵に混ざっていたのかもしれません。

    その瞬間に関しては、銀英伝で言えばキルヒアイスが殺されたシーンを重ねていました。
    まさに虚をつかれた一同。歌詞どおり、凍り付いた世界の中、ゆっくり崩れ落ちるアルヴァレス。――その嫌な音で我に返ったパーシファルが、立ち尽くすゲーフェンバウアーの胸板に手槍を突き通す。
    目を見開いたまま仰向けに倒れるゲーフェンバウアー。
    おそらく前方に崩れ落ちたアルヴァレスは、あきらかに即死と分かるゲーフェンバウアーへ何か呟いた後、何もない空へ手を伸ばして、懐かしそうな表情を浮かべたまま事切れた――
    というカンジでしょうか?

    死の直前の咳き込みが、気管に溢れる血を吐き出すためだとすれば、おそらく胸を撃たれた様子。そのあたり、アーベルジュは剣を帯びるだけの平装であったかなあと思います。(なんとなくパーシファルは武装してそう)和平会談ですし…

    >協定会談について
    これは、ヴェルセーヌ休戦協定会談の項目にちょろっと書きましたが、会談自体は教団の陰謀ではなく、本気でキルデベルト6世が和平交渉をするつもりであったのではないか、と考えます。そのうえで教団側が、それに乗じて暗殺劇を仕組んだのではないかな、と。


    私としては、不謹慎ながら、この惨劇の直後のローザ女王の反応が気になってやみません…。素の少女に戻って泣き叫ぶか、毅然とした女王として振る舞うのか…

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