フォーラムへの返信
-
投稿者投稿
-
ゲスト投稿参加者(2005年04月24日 17時29分41秒)
弓と聞いてまず思い浮かべるのが、弓道などで使用する(はず)のタイプ。
一番絵にもなりますし、詳しくない普通の人が第一にイメージするものでしょう。
さらに、クロスボウがどのようなものかは知りませんが、歌詞の冒頭「弓がしなり弾けた~」からも、そうであると想像してしまいます。銀色の矢を放っていることから、私は魔物退治用というだけで別段特種な細工は施されていないと思っております。
それから、彼女が傷を負ったと考えるのは彼を殺す上で無理があるのでは、と考えます。
弓には詳しくないので実際はどうなのか知りませんが、弓を射るのには、それなりの力も体力も必要だと思われます。
一度ならば傷を負っていてもできるだろうとは思いますが、魔物と化した彼を殺すために何度も射続けるとなると……。加えて、最後の歌詞の前の
愛する人を失った世界には
どんな色の花が咲くだろう?
とも繋がりません。彼女の死が決定事項ならば。
私は、この歌詞の「どんな色の~」には「どんな意味があるだろう?」というイメージを持ちました。
「愛する人を失った世界には、どんな意味があるだろう?」と。彼が息絶える描写はされていないので、話の流れからして、最期のアローは彼を殺すためだとも解釈できるわけですが……。
私は彼女が自分を射ち落としたのだと思えます。「私」を「あなた」と挿げ替えるには、少々無理があるという感じがします。「十字の焔」は、夜空に向けて放った矢(縦に持てばより十字架らしいですし)で、「月を抱いた」が夜空に浮かぶ月を背景に纏った放たれた矢。
茨がよくわかりませんが、痛そうなので、「全ての痛みが詰まった心」とでも解釈。
そして、私を射ち落とす。(現実的に考えれば無理でしょうが)最後の「愛する人を(中略)どんな色の花が咲く」というループを、私の解釈に合わせると「愛する人を失った世界にはどんな意味がある」という言葉を繰り返しているように聴こえます。
ゲスト投稿参加者(2005年04月24日 14時09分42秒)
実は…まだ新譜を買っていないので(orz;)もしまた別の考察の材料がそちらの新曲とかに入っていたら鼻で笑ってやってくださいっ;(早く買わなくちゃ…)ずっと皆さんの考察を見るだけだったのですが、ふと「恋人を~」を最初に聞いたときに想像した光景が頭をよぎったので書き込んだ次第です。文中の歌詞は今手元に歌詞が無いので耳コピですが、ご容赦ください。
今は考察を読んでいるうちにまた違う考え(女性が最後に生きていく)をしているのですが、最初ひとりで考えていたときは女性が自殺したのかなと想像していました。「避けられぬ終焉は~」と男性が言ったとき、彼はすでに「抗えぬ衝動の闇」により魔物化しかけており、正気をぎりぎりで保った状態で語ったのではないかと思いました。
それで「うなる世界螺旋の焔」のここでの焔というのはそのとき「衝動の闇」に呑まれかけた彼が彼女に負わせてしまった傷の痛み(激しい痛みは熱く感じるらしいので)または傷そのものの表現で、「輪廻を貫いて」=『輪廻=物事が繰り返す事』として、その傷により彼のみならず彼女もまた魔物になる呪いを受けてしまったが為に、彼らにはもはや立ち止まり悩む時間すらなくなってしまった。そして「凛と緋く血塗れ口付け」彼女は血の付いた手で彼を押さえ口付けをします。正気を取り戻した彼。
そして女性が言います。
「(私が)貴方を撃ち落す…」
二人は、自分たちの命を絶つという悲しい選択を決意します。そして激しい焔のような悲しみを矢に乗せ(火矢ではない)彼女は彼を撃ち殺します…。
愛する者のいない世界に別れを告げるように彼女自身も人としての意識のあるうちに自殺をしてしまいます。
そのときもし女性が弓の上手であるならば、矢を真上に…つまり自分の上に撃つことも可能なんじゃないかな…と。弓に詳しくないので、あくまで想像上の光景なのですが;
だから「月を~ 茨を~」の表現は悲しみに満ちた彼女の弓矢そのものを表現していて、最後まで凛とした姿で身を反らして空を仰ぎ上空から降ってくる「最後のアロー」に胸を貫かれ、女性は自分自身を撃ち落すのではないか…と。
というわけで、自殺かなと思っていました。仮面の男も死んでしまった人間は連れて行けませんね(笑)解りづらいうえに長文で失礼しました!;(ぺこり)
ここは自分では想像もつかなかったようないろいろな考えが聞けて曲がまたさらに楽しくなりますね!これからも勉強させていただきますっ!(笑)
ゲスト投稿参加者(2005年04月13日 14時41分23秒)
書き忘れたので付け足しを。彼女が矢を使っていることから弓のたしなみがあることが想像できます。
彼女にとって一番安全かつ確実な殺し方だったのかもしれません。
一番安全で確実だったのだとすれば、一番悲しい殺し方でもあると思います。僕の思い込みもいっぱいあることと思いますが、それを差し引いてもすごい歌です。
ゲスト投稿参加者(2005年04月24日 12時51分29秒)
“古の伝説 その魔物に傷を負わされた者は~(以下略)”
これってやっぱり吸血鬼か何かを指すのでしょうか?
それとも狼人なのかな?・・・
“彼”は剣の名手の騎士様かなにかで“彼女”は弓の名手の騎士団の一員なのでしょうか?
魔物退治の任務中、近接攻撃隊の隙を突いて弓師隊に迫る魔物。後ろで矢を放ってた弓師の彼女がぴーんち! “彼”がなんとか攻撃をはじいたことで出会いが始まりますが、そのとき彼は・・・、とか
“「避けられぬ終焉は~」以下略”
自身が化け物になってしまってゆくのを止められない男、どうせなら恋人に、俺を殺してくれ! と頼んでる最中に最後の魔物化が始まってしまいます
“枯れ果てた涙は~(以下略)”
前半はわからないけど、“銀色に輝く矢”と言うのはそのまま銀製の矢ですね。魔物とされる者には銀で出来た武器に弱いという伝承から。
魔物化が始まってしまった彼が完全に息絶えるまで何度も何度も矢を放っているのだと思います
“月を抱いた十字の炎 茨を巻き付けて”
月=狂気
十字=彼女が使ってた弓。クロスボウ。RPGだと概ね弱い武器だけど、実際は突撃槍+超重装甲で無敵なはずの騎兵を撃ち殺す極悪武器。
茨=茨の冠=罪人が十字架にかけられるときに乗っけられる物=罪の象徴。弓の“十字”とかけたのですね彼を殺めてしまった事を嘆くあまり、彼女も自ら命を絶った、というバッドエンドなのでしょうか?・・・
(流れをぶった切る解釈を混ぜてすみません。以下何事もなかったようにドウゾ)
(みに補足“歪む世界螺旋の炎”
クロスボウから矢が放たれる瞬間かな? クロスボウはハンドルのような物をキリキリ巻いて次弾装填するのです
おそらくはそれを螺旋に例えたのではないかと)
(クロスボウの名手に十分に必中できる距離から撃たれたとしたら、普通はそれだけで致命傷なはず。でも魔物化した彼は一本の矢ではとうてい死なない…
いかん、なんか情景浮かんできて涙出てきた………)
ゲスト投稿参加者(2005年04月13日 14時37分04秒)
「その傷を負ったのはいつ?」「出会いは喪失への約束」というご意見が多いみたいですね。漫画喫茶なので確認できません。家で確認してみます。十字の焔ですが、火だるま説は僕も考えたことがあります。藍さんの説(火矢)を第一仮説として、他の仮説を2つ提示させてください。
第二仮説:矢に何らかの細工がしてある場合
「銀色に輝く矢を放つ」「凛と白く最後のアロー」とありますので、矢じりは銀色、あるいは白い(=火矢ではない)と仮定します
ですが、この矢が命中することで魔物化した恋人の体が火を噴くという可能性があると思いました。
矢に魔法がかかっていたとか、ベタですが聖水のようなものを矢先にかけて命中させれば魔物の体が火を噴くとか、そういった感じです。
射ちまくると魔物は体中から火を噴き出し炎上します。そうして最後、「月を抱いた十字の焔」になってしまった恋人に対して「凛と」矢を放ちトドメを刺す。彼女は最愛の人を自らの手で殺す最後の瞬間まで凛とした態度を崩さなかったのでしょう。強い人なのだと思います。その強さが痛々しくて、僕たちは悲しい気持ちにされるのだと思います。第三仮設:魔物が最初から火だるまの場合
冒頭歌詞で「弓がしなり弾けた炎」といきなり「炎」が出てきます。この「炎」は個人的には矢の比喩表現だと思っておりますが、ここでは「矢が命中し、魔物から噴き出した火」と解釈させていただきます。
れっどすぺーすさんの「十字架に縛り付けられていたのではないか」とのご指摘と合わせて考えました。
魔物化する恋人は「せめて愛しいその手で(殺してくれ)」と願いました。彼女はその願いを受け入れたのですが、魔物化が始まれば「抗えぬ衝動の闇」に自分は包まれてしまう、そのことを恋人は予想したのではないかと思うのです。
魔物化した時、彼女を傷つけないため(傷さえ彼女に負わせてはならないという厳しい戦いです!)に自ら十字架に縛りつけ、しかも火を放ったという可能性は十分にあると思います。
ですから冒頭ではすでに恋人は炎上していて、矢が命中すると火が弾ける、みたいなイメージです。れっどすぺーすさんの「十字架縛りつけ」説に非常に魅かれております。上に書きましたが、恋人は魔物になった時のことに備えて自分を縛りつけるくらいのことをすると思うからです。彼女に傷すらつけてしまえば彼女が今度は同じ魔物になってしますわけですから。
必然的に、恋人は彼女に死ぬまで矢を放たれて嬲り殺しにされることになります。それがこの歌のすごいところでもあると思いました。
ゲスト投稿参加者(2005年04月12日 00時05分46秒)
出会いは喪失への約束・・・に聞こえました。
さて、わたしを射ち堕とす・・・の解釈ですが、私は今まで彼女は自殺したと考えていました。
考えた方法としては、彼女が矢(焔)に自分で茨(ロープのような解釈ですが)を巻きつけ、木の枝にでも吊るし茨の片方を持って、自分の胸めがけ手を離したのかなぁ・・・と。
でも実際茨は持ったら痛いですし(笑)十字の焔の十字が意味をなさないので、自分で書いていてもかなり妄想が入り混じったなぁと思っています。ゼロ様の解釈を聞いて、それだ!!!と思った次第です。彼女が生きると考えた方が、私達も救われますし・・・(^^;)あとは自殺うんぬんの解釈とは別に、「愛する人を失った世界に咲く花」は、彼(または彼女)の胸に刺さった矢から出る血かなぁなどと思いました。滲み出る赤い色が花のようなのかな・・・と。
自分の意見にもなってない投稿ですみません。 みなさんの考えを聞いてて本当世界が広がります。
ゲスト投稿参加者(2005年04月12日 18時14分33秒)
皆様の考察、大変参考になります!
何だかモヤモヤしていた部分がスッキリしました。ありがとうございました。特に、れっどすぺーす様とゼロ様の考察には目から鱗でした。
最後の部分は彼女の自殺(死)ではなく、恋人を殺すことは彼女自身も死んでしまう
ようなものだ解釈するのが一番筋が通っていますし、それだ!と思いました。
自殺より彼女が生きると考えた方が、物語としても悲しく美しいです。その説で考えると、「月を抱いた十字の焔」は彼が彼女の矢を受けて火だるまになってる様子で、
月を背後に飛行しているのかもと思いました。(焔は単なる比喩ではなく本当に火矢で)れっどすぺーす様の説で、茨は弦をさしているなら、恋人を射ち堕とす最期の矢を
彼女が引き絞ることは、まるで茨で出来た弦を引くように痛く心に突き刺さるような
思いがする・・・ということなのかと。私は「その傷を負ったのはいつ?」「出会いは喪失への約束」と聞こえました。
ゲスト投稿参加者(2005年04月11日 06時15分19秒)
みじかくて
申し訳ありませんが、ゼロさんへ。
その部分、私には
「その傷を負ったのはいつ・・・?」
「出会いは喪失のハジマリ・・・」と聴こえます。
違うかな・・・?
ゲスト投稿参加者(2005年04月11日 09時09分18秒)
ゼロさんの解釈が情景的にもキレイでイメージできるからいいなぁ、
と思いました。で、それを受けて考えたのですが、彼は十字架に茨で
縛り付けられているのかもしれません。十字架と茨というとキリスト
っぽいですね。「私を射ち堕とす」の部分は完全に同意ですー。私もそう思います。
また、語りの部分ですが私には
「その傷を負ったのは、いつ?」
「出会いは喪失への約束」に聴こえます。
ゲスト投稿参加者(2005年04月11日 16時43分46秒)
私は「出会いは喪失ではありません」
と聞こえました・・・
何か一番違うようなorz -
投稿者投稿