初投稿です。私も、「陛下と物語を共有するための考察」では、みなさんと大体同じ考えを持っています。
ラクダが現れた謎や、屋胡散臭い男が何者なのかは検討がついていないのですが。
しかし、「陛下の与えてくれた宝を磨くための考察」では、サラバンドの前世＝魔神の恋人 という突拍子もない考えを持っています。
ということで三つの願いは
①前世の記憶を取り戻す。
②魔神の解放
解放した時点で、「三つの願い事をかなえなくてはならない」という契約？も成立しなくなると思うので、二つでおしまいです。（サラバンドが永遠の命を手に入れる、をかなえるのは禁忌だと思うので）
どうしてこんな考察になるのかは、長くなりますので興味のある方だけお読みください。
魔神と少年がは深い愛で結ばれていたが、あるとき少年は命を落としてしまう。少年を守りきれなかった魔神はそれを悔やみ、禁忌であるにもかかわらず、少年を生き返らせた。その罰として、魔神はランプに閉じ込められることになります。しかし、「千年後に再び二人は会うだろう。そのとき少年が魔神の解放を願えば、この罪は許される。しかしほかの願いをしたら、未来永劫砂の中で誰にも会うことなく苦しむことになる」と神様が言いました。少年は、「千年後に必ず君を助けるから」と約束し、二人は別れました。
そして魔神は千年の間少年の生と死を繰り返し見守り、ついに少年が魔神のところにやってきます。どこか懐かしい少女に、少年は自分たちの関係を尋ねます。そして記憶を取り戻すことを望み、魔神を解放します。
という暴走した考察なのですが、この考察で、各歌詞の意味は、
「忘レモノハアリマセンカ？」→自己犠牲をしてまでもアナタを助けた魔神との約束を忘れていませんか？
「やり残したこと」→魔神を解放するために生まれてきたのに、まだそれをしていないでしょう？
「今目の前にあるものをみつめて」→千年もアナタを愛して苦しんでいる魔神を救ってあげて
たぶん、ランプから自力で出られるのは一度きりなんだと思います。だから、アナタに解放されることを望んで何人も見殺しにした「愚かな私を出してくれたご主人様」、私はアナタが幸せになれればそれでよかったのを忘れていました。だからあなたが望むのなら恋人を生き返らせてこの身が滅びてもかまいません。「さぁ願いをどうぞかなえましょう」。これなら、「泣きながら微笑んでいた」理由になると思うんです。
魔神に対する「忘レモノハアリマセンカ」もありだと思うんですよね。
ノイ様の「修復される洞窟の謎」ですが、この暴走解釈でしたら、魔神が人の死を見続けるという罰のために、洞窟は再生するように神様が仕掛けたんだと思います。
・・いつの間にか曲に存在しない神様が出てきてしまいましたが、魔神がいるなら神様もいるってことで。
皆さんが、この考察を肯定・否定することで新しい物語と出会えますように。サンホラの楽曲の楽しみ方って「陛下と共有」と「物語の発展」の二つあると思うんです。
一つの曲にたくさんの物語が眠っているのを発見するのって楽しいですよね。
・・それでも暴走しすぎ？そのとおりでございます（笑）乱文長文失礼しました。
