「復讐の為の剣」という意味もあるかもしれませんが“黒き剣”自体は隠喩ではなく実際にあるという解釈が一般的だと思われます。
どちらかというと(“不意に飛び出した男”の目的が復讐だと知らない)金ローランの視点な「見えざる腕」でローランサンはエペノワを持っていると歌われていますし、エレフがイラストで持っている剣も黒いです(まあ、エレフに関してはイラストでも比喩として描かれているという判断も出来はしますが)。
エレフに関しては完全な鉄製の剣だから黒い(実際に鉄部分が完全に黒い刃物があるらしいです、ただし未確認です)のではないか、という話がMoira考察掲示板のほうで以前出ていました。
それに“黒き剣”=復讐の隠喩ならロレーヌさんや金ローランも持っていないとおかしいと思います、隠喩ならロレーヌさんが女性だから、貴族だから剣を持てないというのはあり得なくなりますし。
そもそも少年の目的が復讐というには「神々の愛した楽園」での少年の歌われかたが前向き過ぎます…、私の偏見かもしれませんが過去に執着してるからこその復讐であり「瞳に未来を」と歌われる少年の目的は復讐というより未来を掴むことな気がします。