直接的な話ではないのですが、イベリアの「先生」たちから連想されるのは「ジプシー(ロマの民)」です。SHファンの間で「サランダ、トゥリーン、エーニャの名前はロマ語の数字である」との説が濃厚とされていますし、「現実のロマはどうだったんだろう」というのは、ヒントになるのではないかと思います。
Wikipediaの「ロマ」の項目([url]http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%AD%E3%83%9E&oldid=25924746[/url])によると、
[quote]彼等は西暦1000年頃に、インドのラージャスターン地方から放浪の旅に出て、北部アフリカ、ヨーロッパなどへとたどり着いた。旅に出た理由は分かっていないが、西に理想郷を求めた、などの説がある。[/quote]
とあります……結局、どこへ向かっていったのかはよくわからないですね。
個人的には、
「先生たちも理想郷を求めて旅をしていた」
「具体的に『ここに行く!』というのは考えてなかった」
とか、あるいは、『先生』とか『しっかりと見ておきなさい』とかいった言葉から、
「(理想郷を作るためのヒントを求めて)、見聞を広めるための旅をしていた」
のかな、と考えています。