サクリファイス

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    • #2651 返信

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      参加者

      Sacrificeで残酷な仕打ちというワードが出てきますが
      具体的にどのようなことを指しているのでしょうか?
      ご教授願います

    • #4231 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      え~、『具体的に何を指しているのか』というご質問な訳ですが。

      恐らくこの『残酷な仕打ち』とは、この後に起こった、妹が火炙りにされた事そのものを現しているのだと思います。

      妹が火炙りにされた事の顛末としては、『妹が村の男の慰み者にされた後、それによってしてしまった妊娠を悪魔の所為にされ、悪魔と契約を交わした者(魔女?)として火炙りの刑』。このようだと考えられます。
      この際、妹には何の罪も無かったのに殺された事を、運命を操る『神様』の妹に対する残酷な仕打ち、という風には解釈できないでしょうか。

      ただ、これについてはSound Horizonの楽曲の性質上、この意見も私自身の仮説にしか過ぎないと言うことを、ご承知下さい。

    • #4232 返信

      Diska
      参加者

      聞き手の性別、年齢、生活圏によって意見が割れることは多々あるかと思いますが、

      ・この歌の語り手は姉で。
      ・あるとき、その姉にとって「残酷な仕打ち」があった。
      ・その「残酷な仕打ち」という言葉が「具体的に」「どのようなことを指している」か

      という、国語の試験問題的な意味での質問に対しては、

      ・「残酷な仕打ち」とは、「妹が妊娠したことである」

      という答えを正解としてよいと思っています。

      まず、これを前提とした上で、「それがどう残酷か、どうして残酷か」、というのは、それこそ聞き手、解釈する人によっていろいろで、国語の試験問題にはしにくい話になると思うのですが、その全ては「赤ん坊の父親が誰かわからないこと」の一点から想像を膨らませることになると、わたしは、思います。

      身ごもったそのことで、経済的、社会的、倫理的、宗教的に、これからこの姉妹はどうなるのか、多分一学級分の人数もいないような全員顔見知りのような村人たち(<一部想像)との関係はどうなるのか。
      いまの「それなりに幸せ」な生活は続けられるのか、想像していくと、幸せな未来が描けず、残酷な仕打ちと言った姉を、わたしは理解できる気がします。

    • #4233 返信

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      参加者

      私もDiskaサマと同様な考えです。
      歌の流れから妹が死んだ原因を辿ると、

      妹が火炙りにされた

      魔女狩りにかこつけた、女達の逆恨み(?)+大人達の責任逃れ

      神の奇跡だと思っていた授かり子が、実は村の誰かに孕まされたものだった

      一番残酷なパターンというのは、「一旦持ち上げて希望を抱かせてからどん底につき落とす」これだと思います。
      不幸続きの中でやっと未来が好転し始めた、その小さな希望すら「赦されない」という絶望感…だからこそ、「私は絶対赦さないからね」と言って皆殺しにまで及んでしまったのではないでしょうか。

    • #4234 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      皆さんにお聞きしたいのが

      純潔の…悪魔の契り…災いの種…マリア様の…誰もガブリエルを…火炙り(あぶり)だ
      と言うフレーズで
      どうして妹が火あぶりにあったと解るのか?
      火炙りだと書いてあるだけで誰をとは明記されていません

      どこからそのような想像が付くのかご教授願います

    • #4236 返信

      Diska
      参加者

      >どうして妹が火あぶりにあったと解るのか?
      >火炙りだと書いてあるだけで誰をとは明記されていません

      まず、妹がこの歌の中で死亡しているというのは良いでしょうか?
      「妹は最期に…『ありがとう』と言った」という台詞が「最後」ではなく、「最期」という言葉を選んで表記されているので、この点は断定してよいと思います。
      参考:([url]http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%BA%C7%B4%FC&kind=jn&mode=0&base=1&row=0[/url])

      妹が死んで姉が生きているという状況があったことは、歌詞から読み取れると思います。
      登場人物中には、姉、妹のほかに火あぶりになりそうな人が出てこないことから考えて、物語の中で火あぶりにあった人がいるとしたらそれは妹以外にはないと考えられます。

      妹が死んでいるとして、本当に火あぶりだったのか?妹の死亡原因に関する考察を展開しようと思ったのですがノリノリでめちゃくちゃ長くなりそうだったので、短めに書くなら、

      その1)
      「純潔の…悪魔の契り…災いの種…マリア様の…誰もガブリエルを…火炙り(あぶり)だ」という言葉や、その他の物語の描写が導くのは「魔女狩り」。なので、「魔女狩り的殺害方法」を連想するのが自然。首吊り、水責め等と並んで、火あぶりはその有力候補。

      その2)
      物語終盤、姉が「わたしは絶対許さないからね」と言っているあたり、「揺らめく焔」という言葉が出てくること、火の燃える効果音が入っていることから、物語の中で、何か大規模に火が燃えることがあったと考えるのが自然。
      これが「妹がかけられた火あぶりの炎を見ながら復讐を誓った姉」のシーンなのか、「妹が殺害されて、その復讐のために姉が村に放った炎のシーン」なのかは特定できなくても、「妹が火あぶりにあった」という想像が導かれるのは、少なくとも不自然ではない。

      という感じです。
      もちろんほかの想像の入る余地もあるのですが、わたしには「妹が、火あぶりに」というのが一番自然に思えます。

    • #4259 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      みなさん、妹が火炙りにあったと解釈されていますが
      DVD(ライブの)を見る限り、「私は絶対に許さないからね」
      と言っている人が火炙りになっています

      つまり姉が火炙りになっているんですよね
      私は最初妹かと思いましたが、台詞を聞いて姉だと解りました
      しかし、姉だと疑問が発生します
      最期の方の焔は自分が焼かれる焔と解釈できますが
      妹はどうやって死んだのか?
      と疑問に思います
      だって最期って書いてあるから死んでるじゃないですか

      皆さんの意見聞かせてください

    • #4260 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      初めまして。

      本題ですが、ライブでは都合上内容を変化させている、という話を聞いたことがあります。なので、ライブDVDの方はあまり参考にしない方がよろしいかと。
      姉も妹も死んでしまったら仮面の男が連れて行く少女がいなくなってしまいますし、もしくはライブでは火あぶりにされる準備をしている様子をみて姉が言っているのかもしれませんし。

      とりあえず妹が火あぶりで間違いないと思います。

    • #4262 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      DVDは、確かに姉が火炙りになっているように見えますね。
      ただ、サクリファイスはaramaryさんが一人で演じていた関係上、演出の都合上?ああなったものだとおもいます。

      あれは、スクリーミング・マッド・ジョージの解釈だと思いますし、『コンサートと銀板(CD)の解釈とは例のごとく別物』と言っていますから(romanの招待状で)。

      なので私は、火炙りで死んだのが妹で、その後復讐として火を放ったのが姉と考えています。

    • #4273 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      こんにちは。
      私も黒兎さんの意見に賛成です。
      国王様はライブの演出を演出家の方に任せているそうで、

      「視覚化されたもの=Revoさんのイメージ」

      では無いそうですよ。
      あまり聞き込んでいないうちは、火炙りされたのは姉?
      と、私も思いましたが、今は火炙りされたのは妹と思っています。

    • #4385 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      はじめまして。サンホラーになってまだ一ヶ月ちょいですがなんとなく疑問がありまして、
      投稿させていただきました。

      私も妹は火炙りだとは思っていなかったのですが(しかし、皆さんの意見を見てなるほどね!と思いました 笑)
      火炙りで亡くなったのならば、最期にありがとうと言えるものなのでしょう…か?
      いえまあ、解釈はできるんですが、皆さんの意見を聞かせていただきたいです。

      それから、物語終盤はやはり、「等しく灰に還るがいい」と言っている点から
      姉が妹を失った復讐として村に火をつけたのだと思います。

    • #4408 返信

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      参加者

      どうも、こんにちは。
      かなり強引な解釈ですが、私は”火炙りになったのは姉”という解釈もアリだと思います。
      その私的強引な解釈の意見はこうです。

      ・姉は妹にコンプレックスがあるため、男に優しくされたく、媚びを売る。
         →村の女たちに嫌われる。
      ・姉の妹への愛が過剰→妹が姉を煩わしく思う。(恐らく男と会うことを許されなかった)
         →妹が村人に協力してもらい、嘘の演技をする。
            →姉が火炙りに。
      ・「妹は最期にありがとうと言った」→自分(姉)の最期に、協力してくれた村人に対して言ったもの。
      ・「残酷な仕打ち」→姉に束縛され続けたこと。
      ・「全てを赦すのでしょうね」→姉が妹を憎んだこと、妹の姉に対する仕打ち全てを水に流す。
      ・「私は絶対赦さないからね」→自分を火炙りにした妹も村人も赦さない。

      更に補足するなら、サクリ姉は村の嫌われ者だったのではないかと思います。
      女たちは勿論、優しくしてくれた男たちもサクリ姉の存在は煩わしいものだったのではないかと。
      あるいは「母がなくなって~冷たくなっていった」の部分のみ妹視点だと考えるのも面白いかもしれません。

      あともうひとつの”火炙りにされたのは姉”の解釈。

      ・「妹は最期にありがとうと言った」→姉の最期に、姉に対して言ったもの。(自分の代わりに犠牲になってくれて・・・とか、怒ってくれて・・・とか)
      ・「心無い言葉~」からは妹視点の言葉。(「妹」が「娘」になっていますし)

      この解釈は考えられないこともないと思います。
      いやまぁ、私も”火炙りになったのは妹”説の方が強いとは思いますが、解釈のひとつとして、こんな解釈もアリかな、と。

      あと自分では考えが及ばなかったのですが、以下のことを踏まえてみるとどのような解釈が出来るのでしょう?きっと奇抜で素敵な解釈が出来ると思います。
      強引な解釈でもかまわないので皆さんの解釈をお教え下さい。

      ・ABYSS娘たちに共通する感情・行動→愛憎・殺人
         →Ark・Baroque・Stardustでは愛する者を殺害。(恐らくはYieldも)
            →Sacrificeでも「愛する者を殺害」するという行動が適合できるなら?

      この点を踏まえて、サクリファイスを解釈してみて下さい・・・きっと新しい解釈が!

    • #4409 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      すみません。上の書き込みの『「妹」が「娘」になっている』という部分の補足です;
      「妹」と書いて「あのこ」と読んだりしていたのに、最後のほうは「あの娘」と書いて「あのこ」だったりしている、というコトです。解りづらくてすみません・・・;

    • #4417 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      最期というのは死に際のことなのですからね
      やはり厳しいものが在るのではないかと・・・

      立夏さんの解釈では妹が村に火をつける意味が無いのでは?
      又Sacrificeは犠牲という意味なので愛憎とは繋げ難いのでは・・・

      笛吹き男とパレードでも『妹を犠牲にされた姉』と云っていますし。

    • #4697 返信

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      参加者

      はじめまして。本当の本物の初心者です。
      この曲の歌詞を何も知らない状態で一読したとき、
      「妹は知能に障害があるのかな?」と思いました。

      >無邪気な笑顔
      >一人では何も出來ない
      >あの子は人とは違うから 貴方が助けてあげてね

      あたりからです。
      「悪いことを知らない」という意味で「神に愛された」とかいう
      言い方もしますよね?

      妹は容姿がよいのと、やさしいのと、色々「大目に見られている」という意味で
      >誰からも愛され ているように、姉からは見えたのでは?
      実際は >可愛そうな子だと 世話を焼いて な感じだったようですが。

      子供の父親がわからないのも彼女に証言能力がないからではないかと。
      それをいいことにけしからんことをした男がおったと。
      それで結局トラブルがおこったら、差別感情も出てきて、
      責任を妹に押し付けちゃったわけですね

      初心者ゆえにそれこそ何も知らずとんでもない勘違いをしているかもしれませんが…
      とりあえず「第一印象」はこうでした。

    • #4698 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      歌詞の漢字が違う…すみません

    • #4699 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      華奈鎖です、
      たしか、歌詞の後半で妹が若女将に頬を張り飛ばされた
      ところがありますよね.
      そのかたきとして、姉が若女将を殺した。
      それが、姉ではなく妹の責任となって、
      妹が火炙りの刑にされたと
      私は思います。
      でも、それだと問題があります。
      何故、
      ’姉ではなく妹の責任になったのか’です。

      これは、個人的な意見なので正しいかは不明です。

    • #4700 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      こんにちは、きらこです。

      妹に障害があった、というみーさんの説には私も大いに支持いたします。
      ですが華奈鎖さんの「姉が若女将を殺す」というのは少し行き過ぎな気が…
      若女将に掴みかかっていた、のですから、単に姉と若女将(と若しかするとその他)が
      乱闘になっただけなのではないかと。
      妹が火焙りにされた理由は父親のわからない子供を身ごもってしまった。
      それが神の子(処女受胎というやつです)なら天使(ガブリエルがそれに当たるかと)が
      それを告知あるいは見守りに来ているはず。
      しかしそれを見たものは誰もいない、なら悪魔と契ったな。と。
      妹は「神に愛されていた」ことから聖女のような存在だったのではないでしょうか。
      神に愛されたのにそんな裏切るような(村に災いを呼ぶような)ことを!と。

      まぁ分かりやすくいうと
      父親わからん→なら神の子?→でも天使みてないじゃん
      →父親もわからなくて神の子でもないなら悪魔の子?→火焙りじゃー
      こんな感じでは?

    • #4702 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      こんばんは。Airです。ちょっと失礼します。

      わたしもきらこさんの言っていることを大いに支持したいと思います^^
      姉は、若女将を殺したわけではなく、乱闘、というか取っ組み合いになった感じで;;
      歌詞にも
      [b]緋く染まった視界 苦い土と錆びの味 頭上を飛び交う口論 神父様の怒声[/b]とあるように、結局姉が返り討ち(または第三者が姉を殴る?)に遭ってしまうのではないか、と思っています。

      そしてガブリエル、ですが確か4大天使?とか言う偉い天使様だった気がします。

      妹が身ごもった
          ↓
      ガブリエル(受胎告知)を誰も見ていない。
          ↓
      じゃあ悪魔と契約したんだ
          ↓
      魔女め、殺してしまえ

      という男達の責任逃れ、そして女達は復讐?という感じで。
      そんな村人達の汚い姿を見て

      嗚呼、悪魔達とはお前達のことだ・・・!

      という結論に至ったのでは。
      なんだか宗教的な背景がありますね。
      とりあえず考えを書かせていただきました。乱文失礼しました。

       

    • #4704 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      たしかに行き過ぎかもしれませんね、すみません。

      では若女将が妹の頬を、叩いたのは
      妹が、悪魔と契約をしたと思ったからでしょうか?

    • #4707 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      [QUOTE][u]Quote by: 華奈鎖[/u][p]
      では若女将が妹の頬を、叩いたのは
      妹が、悪魔と契約をしたと思ったからでしょうか?
      [/p][/QUOTE]

      それもあると思いますが、何より、村の男達が妹に優しくしたからではないのでしょうか。
      ましてもし若女将の恋人(または夫)が妹を慰み者にした一員だとしたら・・・
      女としての嫉妬も含まれているんだと思います。まさに昼ドラの泥沼みたいな;;
      乱文失礼しました。

    • #4708 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      Airさんの意見におおよそ共感いたしました。
      私が思うに、若女将は少なくとも噂程度には、妹が村の男たちと関係をもっている
      ということを知っていたのではないでしょうか。
      またそれは村の女たちにも言える事象で、だから姉妹に冷たくした。
      (反対に男たちが優しくしたのは妹を慰み者にしていることを隠すため、
      もしくは後ろめたさからではないかと思います。)

      仕立て屋の若女将、というくらいですから、きっと旦那(夫)で合っているでしょう、
      彼が浮気をしている節はあり、それが妹なのでは?と疑うも、
      やはり妻としては認めたくなかった、旦那を信じたかった、しかし妹が身籠ったことで
      誰の子かもわからないのに旦那を含め村の男たちが動揺したことで
      その事実を認めざるを得なくなり、自分を抑えることが出来なくなったのではないかと。

      それにもし若女将が何も知らなかったなら「泥棒猫」なんてセリフは出て来ないでしょう。
      きっと「魔女め!」だとか「悪魔と契ったな!」程度で、妹を張り飛ばしに出て行ったりは
      しなかったと思いますよ。
      とりあえずサクリファイスはもう昼ドラ顔負けの修羅場だといえます。

    • #4726 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      つい最近までこの曲は「妹が村中の男たちの慰み者にされた上に孕まされた上に女としての嫉妬に狂った村の女たちと知らんぷりの男たちに火あぶりにされた」という救いのないストーリーと解釈していたし、書き込みもされているのですが、違う解釈が思いついたので書き込みを。
      まず、妹は慰み者になっていたわけではない。妹はきっと障害を持っていたんでしょうけど、愛らしい笑顔で村の男たちに愛されていた(優しくされていた)。でも、女たちにとってはそれが気に入らなかったんでしょう。彼女たちから見れば妹は可愛いだけで何もできない女なんでしょうから(姉がかつて思っていたように)。だから、男たちに優しくされる妹が気に入らなかったんでしょうね。そのしわ寄せが姉にも来ていたのでしょう(「村の男達は~ 村の女達は~」のフレーズ)。でも、村の男の一人(ここは一人とは限らないんですけど)がついつい妹に手を出しちゃったんでしょうね。それで妊娠しちゃった。男たちが口を噤んだのは本当に判らないし、戸惑っていたんだと思います。ただ犯人が黙ってたのはやっぱり恋人や奥さんがいる男だったからじゃないかな。あるいは障害を持ってる女を嫁にもらうのが嫌だったとか。それとも遊びで手を出しただけか。仕立て屋の若旦那じゃなくてもいいと思います。女たちは何もできないくせに男を誘惑して子供まで作りやがって!と思ったんじゃないかと思います。加えてその相手が自分の旦那あるいは恋人ではないかという疑心や嫉妬を村の女たちみんなが思ったんじゃないでしょうか。若女将が妹を張り倒したのは思い込みの激しい人だったからかも(もちろん本当に仕立て屋の若旦那なのかもしれませんけど)。あるいは村の女達のリーダー?その後は女たちの嫉妬と宗教的考え(悪魔と契約)が合致して火あぶりにされたのだと。男達も宗教が絡んではかばうことはできないでしょうし。
      こういうふうに考えたのは、妹が慰み者になっていて村の女たちもなんとなく気づいているなんてことになっているなら、姉も気づいてるんじゃないの?って思ったんで。姉は妹が処女だと思っていたようだし(「妹が授かった子は~神の御子ではないのでしょうか」)。
      残酷な仕打ちというのが上記の一連のストーリー全体を指していると思っていましたが、今では「火あぶりにされたこと」という一点まで減りました(あ、村人に罵倒されたこともあるか)。
      慰み者にまでされてたらかわいそすぎですよ、妹・・・。
      それでも、結局妹を殺したのは村人全体であることに変わりはないわけですから、姉は皆殺しにしたんでしょうね。

    • #4727 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      >妹が慰み者になっていて村の女たちもなんとなく気づいているなんてことになっているなら、
      姉も気づいてるんじゃないの?って思ったんで。

      これについてですが、補足として加えさせて戴くと、
      母親が亡くなってからは姉ひとりが朝夕問わず働いていたことが明確に示されています。
      また村の女たちが冷たくなっていったことから、同じ場所で働いていても省かれていたのではないでしょうか。
      比較的小さな村であるなら姉妹を村の女のネットワークから退けものにすることは容易いと考えられます。

      また、家に帰ってみればわかりそう、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
      別に家の中でなくたってやることはやれますし、着衣の乱れなんかもきちんと整えれば特にこれといった
      証拠は(妹側には)残りませんし、彼女が障害をもっていて常に微笑みを絶やさないのならなおのこと。
      姉は朝から晩まで働いていて、それまでは決して帰ってこないと分かっているなら(定時帰宅)、
      そんな証拠隠滅を計る時間はいくらでも稼げると思います。

      ですが羊の羽さんのご意見はまったく新しいところから切り出されたもので、大変貴重だと思います。
      私もいままでずっと「妹は慰み者にされている」という視点でのみ書いてきましたので、
      このような別解釈を拝見すると「なるほど、こういう考えもあるのね」「そうか、こうも取れるんだ」と
      良い刺激になっています、貴重なご意見ありがとうございます^^[color=black][/color]

    • #4728 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      時代設定を考えれば、姉は子供ができることの詳細について
      よく知らなかったのかもしれませんね
      普通は母親が年頃になったら教えるのでしょうが
      亡くなってしまったし
      「結婚したらできる」という認識だったのかも…

      手を出したのは一人か一部だったかもしれないですね
      もし不特定多数なら誰かがさすがに心配して姉に教えるかもしれません

      ここまで書いて思った…村の中の有力者? いやこれは妄想です。

    • #4748 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      私はまだ、解釈が不安定な部分が多いですが、

      『それなのにどうして…こんな残酷な仕打ちを…教えて神様!
      妹(あの子)が授かった子は
      主が遣わし給うた神の御子ではないのでしょうか?』

      サクリファイスのこの歌詞から『残酷な仕打ち』とは妹の妊娠が関係あると思われます。

      『純潔の…悪魔の契り…災いの種…マリア様の…誰もガブリエルを…火炙りだ』

      という歌詞から、この村は非常にキリスト系の宗教色が強いことがうかがえます。

      そんなところで、結婚前の女の子が妊娠、しかも、子供の父親は不明となればかなり問題になります。

      妹に恨みのある村の女たちが「父親がいないのは悪魔の子だから」と神父様に言えば、
      それに対し『配偶者以外の姦淫の禁止』を破った村の男たちは、罰を逃れるために口裏を合わせるか、口をつぐむかすれば、
      生贄の完成となります。

      「悪魔の契り」「火炙り」から「魔女」という概念も存在していたようなのです。

      父親がいない事には子は生せない。しかし、それでも身ごもったとすれば、父親は人でない者(神か悪魔)と考えるでしょう。
      姉も村人も。
      『残酷な仕打ち』の歌詞の前は、

      『「──肩を寄せ合い生きてた、それなりに幸福(しあわせ)だった…」』

      となっていますよね。
      ということは、二人の「それなりの幸福」(平穏?)が妹の妊娠により崩壊した、と私は解釈し、
      一所懸命に生きてきた二人の幸せな日々の崩壊=『残酷な仕打ち』(神が定めた運命に対し)ではないでしょうか?

    • #4951 返信

      ゲスト投稿
      参加者

      私も妄想という名の解釈ですが、

      妹は
      「無邪気な笑顔」
      「あの子は人とは違うから」
      などの歌詞から知恵遅れなのかな、と思ってました。
      それで妹が知恵遅れなのをいいことに村の男達が慰み者にした。
      それは男達が姉に優しくなったり、
      妊娠が発覚した時顔を見合わせ口を噤んだところからわかります。
      皆どこかに心当たりがあったのではないでしょうか。
      一方村の女達も姉に冷たくなったり、
      仕立て屋の若女将が「この泥棒猫!」といってることから、
      男達が妹にそういうことをしてると気付いていたと推定されます。
      でも女達は自分の夫じゃなくて妹を恨んでる。
      昔の姉と同じように可愛い妹が憎らしかったのでは。
      それで臭いものには蓋じゃないですが、

      建前として村の男は誰も手を出してないとする
        ↓
      すると妹のお腹の子の父親はいないことになる
        ↓
      ではお腹の子の父親は誰?
        ↓
      姿の無いものつまり神か悪魔だろう。
      (火あぶりのまかり通る村ですから宗教色の強い結論になる)
        ↓
      「誰もガブリエル・・・」はきっと「誰もガブリエルを見ていない」
      (ガブリエルはマリアに白百合を捧げ神の子の誕生を告知しました)
        ↓
      ガブリエルが現れていないから子供は神の子ではなく悪魔の子
        ↓
      悪魔と契った女は火あぶりだ!

      男達にとっては妊娠した妹は邪魔者でしたし
      女達にとっても妹は忌々しい存在だった。
      妹の妊娠は誰の責任でもないとして、
      父親を悪魔だと決め付けて火あぶりにしてなかったことにする。
      つまり妹は村の平和を保つため、
      「サクリファイス=犠牲・代償」として殺された。
      そこでふと考え付いたのですが、
      これはキリストの磔をイメージさせます。
      キリストは死刑を判決した者を許し、
      贖罪のため、つまり罪深い人々の代償として死んだのですが、
      妹も村の人々を許して代償として死んでいった。
      「全てを許すのでしょうね・・・」と言ってますし。
      でも姉は「私は絶対許さないから」と言っているので、
      妹を火あぶりにしたことを許してない。
      つまり残酷な仕打ち=妹を火あぶりにしたことではないでしょうか?
      そこで神の子を授かったはずの妹を殺した罪深き人々は
      「等しく灰に還るがいい!」
      と考え付いた。

      と以上長ったらしい解釈でした。
      まだまだ説明し切れてないかもしれませんが、
      一応一つの考え方として語っておかせてください。

    • #4954 返信

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      始めまして。サウンドホライズン大好き女です。
      随分前の書き込みに関するレスなんですが…私、火炙りにあったのは
      姉だと思いますよ。
      母が亡くなって妹を大切に思うようになった姉は何もできない妹の代わりに働く。

      姉が働いてる間に村の男が何も知らない妹と子作りをしてしまう。

      その村の男は仕立て屋の若女将の息子だった。

      妹の妊娠で二人の関係に気がついた若女将が妹を罵りひっぱたく。

      それを見た姉がキレて若女将に掴み掛かって殺す。

      人殺しの悪魔と言われた姉は火炙りにされようとする。

      姉は妹が罵られて暴力を振るわれる姿を黙って見ていた村人の方が悪魔だと言う。

      そして姉の最期に妹が助けてくれてありがとうという。

      というふうに…。「でも私は絶対赦さないからね…。」というのは妹が何もしなかった
      村人、息子、罵った若女将全てを赦しても、姉は、妹を傷つけた全ての人間を
      赦さない。という事ではないでしょうか?
      そして火炙りの途中、仮面の男に助けられ楽園パレードへ…。
      どうでしょうか?

    • #5052 返信

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      皆さんのような的確な回答はできないかもしれないのですが・・・

      私は2~3年前にサクリファイスの元になったと思われる原作というか
      ヨーロッパ(だったと思います)の童話(伝承?)を読んだ事があります。
      なのでサクリファイスをはじめて聴いた時「あの物語がベースになってる?」と思ったり。

      残念ながら題名もどこの国のものかも忘れてしまったのですが;; スミマセン。

      そのお話では

      ・姉は器量が悪いが妹は天使のように美しい
      ・妹は軽度の知的障害の傾向がある/純粋すぎる程純粋で人を疑うことを知らない
      ・妹の真っ直ぐな瞳が姉にとっては同情されているように思えていた
       (妹は姉に同情したり嫌っているということは全く無かったので姉の誤解なのですね)
      ・母が死んでから生活が厳しくなり、姉は働きづめ
       姉のために自分も何かしたいと思っていた妹のところに村の男が近づく
       家事(薪割りだとか農作だとかの力仕事)を男がやる見返りに妹は身体を差し出す事に
       (前述の理由から妹はそれが悪いことだとは全く思わない)
      ・それが広まり村中の男がこれをし出す/姉は気づかない
       /男たちの異変に感づいて姉妹に冷たくなっていく村の女
      ・妹の妊娠→全てを知る姉→男たちは悪魔と契約したせいだと言い訳
       →旦那恋人を寝取られ怒り心頭していた女たちもこれに便乗
      ・妹は火炙りにされる/復讐に姉は村を燃やす

      こんな感じです。
      これがそのままサクリに言える事かはわかりませんが。

    • #5509 返信

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      参加者

      何故妹が火炙りになったと解るのか…
      確かにちゃんと表明されていないので断言はできませんが…

      妹の妊娠が発覚した夜、若女将に掴みかかり逆にリンチに遭った。
      (『緋く染まった~頭上を飛び交う口論』辺りでそうだと思いました。)
      神父様の言葉であろう、『純潔の~火炙りだ』の台詞、既出かもしれませんが
      ・相手がわからない:居ない→何故純潔のまま妊娠したのか?
      ・純潔の妊娠→マリア様のようなのか?
      ・だが、誰もガブリエルを見ていない→即ち、処女懐胎ではない
      ・だが村の男達でもない→なら悪魔の子に違いない
      ・悪魔の子を身篭った娘など、この村の災いの種…火炙りだ
      とのような流れ。
      『嗚呼…悪魔とはお前達のことだ!』とは妹を火炙りにした姉の台詞だと思っています。

      『心無い言葉~全てを許すのでしょね…』は姉が妹に言った言葉。
      優しい妹は全てを許すけれど私は許さない。
      妹を火炙りにした=罪深きモノ(村人もしくは村そのもの)
      全てを許せない姉は火を放った。

      ―と色々な方の考察を基に述べてみました。
      神父様の言葉の考察は昔、何処かで見たものをお借りしてます。
      悪魔で一個人の意見ですので参考までに…
      長くなりまして申し訳ないです(_ _;)デワッ

    • #6460 返信

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      おそらく僕の考えですが

      母がなくなり暮らしにも変化が訪れる

      暮らすための金がなくなる

      生きるため姉は村の男たちに体を売る

      夜の相手をしているため男たちは優しくなる
      しかし女たちは逆に冷たくなる
        

      妹に子供
      ↓ 
      姉だけでは満足せず、村の男たちが妹に手を出す
      ↓ 
      集団レイプ

      歌詞で「村の男達は互いに顔を見合わせ口を噤んだ」と言っているので

      妹が村の女たちから責められる
      ↓ 
      心無い言葉が降り注ぎ若女将は妹の頬を張り飛ばす

      「悪魔の契り…」

      悪魔と契 ったに違いないと村人たちは思う

      そして災いの種を消すため妹を火炙りに…

      こんなひどい仕打ちをされた妹なのに妹は最後に『ありがとう』という

      おそらく村の人々に

      妹を殺された姉

      復讐の道に走る

      そして姉は村に火をはなつ

      結局残酷な仕打ちというのは  

      「愛されていたものが何故殺されなければいけなかったのか」

      という事かそれとも 

      「それなりの幸せを壊され、信じていた人たちから裏切られた」 
      ということかもしれません。

    • #6615 返信

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      参加者

      始めまして。
      姉が火炙りになった・・・ですか、自分では考えたこともないような考え方があって、大変参考になります。
      皆さんの意見をみてうずうずしてきたので、少し自分なりの考えを言ってみたいと思います。

      私は、途中で出てきているように妹は軽度の知的障害を持っており、「身体を差し出したらどうなるか」が分かっていなかったのではないか? と思います。
      母が遺した言葉の中に「あの子は人とは違うから、アナタが助けてあげてね・・・」とありますし。

      姉が小さいときにあの子なんて死んじゃえばいいんだ! と思ったら本当に高熱を出してしまったこともありましたし、姉は妹を神に愛された娘だ、神はこの子のそばにいるんだ、と思っていた(あくまで私の考えですが)

      そして妹の無知さをいいことに村の男達が非常にけしからんことをして妹は妊娠してしまった。
      でも姉は、
      妹は神様にいつも見つめられている娘だからそんな男達に手を出されて孕むようなことはない

      悪魔もまた然り

      じゃあ神の御子をこの子は授かったんだ! これは大変なことだ、妹を守って子供をきちんと育てないと!

      と思ったのではないでしょうか

      しかし、神の御子を孕んだならガブリエルを見たはずだ、妹はそんな人は見ていないと言ったじゃないか
      この村の中にそんなことをする人間なんていない、村の男達も何も言っていないし。
      じゃあ妹は悪魔と契約をして、その子供を孕んだのだ!

      と村人達は考えた。そして姉一人の意見は通用しなかった。
      妹は悪魔と契約をした魔女として火炙りになる。

      そして妹は火炙りになる寸前に、(こんな私を最後まで庇ってくれて)「ありがとう」と言った―。

      心無い言葉、心無い仕打ち→仕立て屋の若女将の「泥棒猫」発言、頬を張り飛ばしたこと、姉自身の昔の言葉。
      優しい子だから・・・全てを赦すのでしょうね→妹は聖母マリアなのだから。

      でも私は絶対に赦さないからね・・・→村人を、そしてこの子を最後に見捨てた神を。

      姉は、その次の村人が全員教会に集まるミサの日に教会に火をつける。

      ・・・とこういうことだったのではないか? と思います。
      最後の教会に火をつけるというのは、女性一人の手で村中に火を放つのは少し難しいのではないかと思うからです。

      私の考えで言うと、残酷な仕打ちとは、
      「今まで優しかった人々にも裏切られ、結局は神にさえも見捨てられた」
      ことではないでしょうか。

      長文失礼致しました。

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